1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、

 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。


☆☆☆Web配信セミナー☆☆☆

『脱レアアースモータ(SRM&SynRM)の
 基礎と実用化技術』


~他機種モータ特性および騒音低減へのポイント~

 S251002AW



 ☆☆☆本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆


開催日:2025年11月21日(金)10:00-17:00
受講料:
1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
    
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

 ★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、
 お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

 ★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

 ★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

…関連セミナー…『モータ冷却設計の基礎と応用への対策事例』(11/13(木))
…関連セミナー…『実務に役立つ現場のモータ技術…必須6項目』(12/10(水))

講 師

 野田伸一(のだしんいち) 氏 …工学博士
 
  ワールドテック技術講師

 <略歴>   1982年、芝浦工業大学を卒業。
 2000年、三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得。 株式会社東芝 重電技術研究所にて、モータ(自動車、産業、鉄道、エレベータ、家電・空調など)の研究開発・品質問題に従事(研究所・部長)。
 2013年、Nidec(日本電産)株式会社、モータ基礎研究所にてブラシレスDCモータ開発やモータ開発、EVモータ開発、ロボット・ドローン用モータ開発、品質問題に従事(研究所・部門長)。
 2023年、Nodaモータテック事務所(代表)設立し、モータ技術顧問、セミナー講師、コンサルタント、専門書執筆などで活動。 。
<著書>   2010年 初めて学ぶ現場技術講座 「電磁振動&騒音設計」 科学情報出版
 2010年4月 「モータの騒音・振動とその対策設計法」 エヌ・ティー・エス
 2014年3月 「モータの騒音・振動と対策設計法」科 学情報出版
 2023年11月号(No.427~445)月刊EMC 実践講座 モータ騒音振動の対策 科学情報出版
 2024年2月号 機械設計 特集号  第68巻第2号2024 Vol.68 日刊工業新聞社
 2025年4月 Q&Aによるモータ騒音・振動の基礎と対策全書 エヌ・ティー・エス
 <活動、等>   表彰歴:電気学会論文賞、オーム技術賞、発明表彰・・8件 
 非常勤講師:芝浦工業大学(元)、大同工業大学(元)、セミナー講師、社員教育講師
 学会・団体:モータ技術シンポジウム委員、IEEE、日本機械学会委員、電気学会委員

 セミナーの概要

 

 モータは、洗濯機・エアコンなどの家電製品から、近年注目される電気自動車(EV)に至るまで、幅広い分野で活用されています。
 その中でも、SRM(スイッチドリラクタンスモータ)およびSynRM(同期リラクタンスモータ)は、**レアアース磁石を使用しない「脱レアアースモータ」**として、資源価格の高騰や供給不安への対応策として再び注目を集めています。
 これらのモータは、ロータに磁石や巻線を持たず、電力損失が少ない構造を特徴とし、永久磁石モータの高性能性と誘導モータのシンプルさ・保守性を兼ね備えた設計が可能です。
さらに、高速回転時の遠心力によるロータ破損リスクが低く、逆起電力の上昇による広い可変速域も実現できるため、さまざまな製品への応用が進んでいます。
 一方で、インバータ駆動時に発生するトルクリップルや回転力の変動に起因する騒音・振動の課題も顕在化しており、実用化に向けた技術的対応が求められています。
 本セミナーでは、以下の内容を中心に解説いたします:
 ・脱レアアースモータの回転原理と構造的特徴
 ・他機種(PMモータ、誘導モータ等)との性能比較と位置づけ
 ・騒音・振動の発生メカニズムと低減対策の実例紹介
 ・今後の技術動向と実用化に向けた課題整理
 講師は、48年間にわたり各種モータの設計・品質管理に携わった経験とノウハウを持ち、実務に直結する内容の事例を交えて分かりやすく解説いたします。

 

 講義項目

 1 脱レアアースモータの概要

  1.1 高性能モータへの課題:脱/省レアアース
  1.2 脱レアアースモータの歴史と開発の動向
  1.3 誘導モータ、ブラシレスDCモータとの比較


 2 各種モータの回転仕組み

  2.1 DCモータ、ブラスレスDCモータ、トルク発生の仕組み、一般的な駆動回路と制御法
  2.2 ステッピングモータのパルス回転動作
  2.3 SRMおよびSynRMモータの構造、回転の仕組み


 3 SRMとSynRMモータの振動騒音とその対策低減の事例

  3.1 振動と騒音発生メカニズム(起振源、伝達関数、騒音)
  3.2 固有振動数と騒音特性
  3.3 振動騒音の低減事例(制御方式、巻線方式、スロットコンビ、振動ダンピングなど)

 4 SynRMモータにおける仕様、体格、課題

  4.1 SynRMモータとは、低コスト、高効率に向けた課題と解決策
  4.2 SynRMモータの特性の課題と改善手段
  4.3 モータ特性の比較チャート、SRモータの位置付けと課題


 5 脱レアアースモータ実用の事例

  5.1 各種産業(家電、EV、建設機械…)へレアアースモータの事例、特性、特徴
  5.2 利用分野ごとの製品開発
  5.3 脱レアアースモータ適用への課題、今後の動向


 【質疑応答】




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