トリケップス文献調査用資料 CD-WS143

新しいサーボ制御の基礎と実用化技術

刊行月:1993年3月、価格:53,240円(税込)
体裁:CDR、202頁
監 修 
 本田 昭 本田昭制御技術指導センター
執筆者 
 本田 昭 本田昭制御技術指導センター センター長 技術士(電子応用)自動制御工学分野
 城谷聡美 本田昭制御技術指導センター インストラクター

内容項目

第1章 制御回路解析のための基礎数学
 1 基礎解析(物理モデルから微分方程式へ)
 2 連続系の数学(微分方程式から伝達関数へ)
  2.1 ラプラス変換とは
  2.2 ラプラス変換から伝達関数へ
  2.3 ラプラス変換の定理(初期値定理と最終値定理)
  2.4 伝達関数とブロック線図
  2.5 オペアンプを用いた伝達関数の作り方
  2.6 複素関数とラプラス逆変換
 3 現代制御の数学(伝達関数法から状態空間法へ)
  3.1 伝達関数の展開による多元式形
  3.2 状態方程式
  3.3 状態方程式の解法
  3.4 状態方程式の対角比
  3.5 状態方程式の正準形
  3.6 補説(制御系の解析で有用な行列および行列式の数理)
 4 離散系の数学(変換と差分方程式)
  4.1 ディジタル演算
  4.2 変換の計算法
  4.3 差分方程式とディジタル制御回路
  4.4 差分方程式を変換で解く逆変換の例解)
第2章 サーボ制御回路の理論と図式解析
 1 モータの伝達関数(1次系伝達関数)
 2 フィードバックの物理と技術
 3 2次系自動制御(速度制御と位置制御)
  3.1 1型速度サーボ回路の負荷試験(オンラインシミュレーション)
  3.2 伝達関数の同定(実験データからの推計と考察)
  3.3 サーボモータの電流ループ
  3.4 2次系伝達関数特性のまとめ
 4 伝達関数形の一般的考察
 5 古典制御と現代制御の相互変換
  5.1 1型サーボ(古典手法)に対する状態フィードバック(現代手法)
  5.2 現代制御的補(拡張1型サーボ)
  5.3 古典制御的補償(I-PD制御)
第3章 ディジタルサーボ回路の理論と図式解析
 1 アナログ制御からディジタル制御へ
 2 変換とディジタルサーボ回路の解析
  2.1 変換とパルス伝達関数
  2.2 連続系から離散系への変換
  2.3 実用的変換表示(機能別変換表示)
 3 連続制御と離散制御の違い
  3.1 制御理論の立場からみた比較
  3.2 実用化技術の立場からみた比較
  3.3 実験技術の立場から
 4 離散系制御回路の動特性と安定解析
  4.1 純ディジタル制御系
  4.2 サンプルホールド制御系
 5 ソフトウェアサーボ実現技術
第4章 ロバスト制御技術-Ⅰ―古典制御方式による動特性改善実験
 1 ロバスト制御技術とは何か
 2 制御系の誤差(偏差)
 3 古典的安定補償技術(主としてPID補償について)
  3.1 安定補償の考え方
  3.2 自己改善形フィードバック(マイナーループのフィードバック)
  3.3 実現技術からみたPID補償
  3.4 実用的PID回路
 4 古典的PID回路
 5 電流ループと速度ループの共存性
 6 外乱抑制制御の基礎
  6.1 力学的構造
  6.2 外乱抑制技術の基礎
 7 実用的補償技術
  7.1 フィードフォワード(先回り制御)
  7.2 内部構造可変制御(古典的立場から)
第5章 ロバスト制御技術-Ⅱ―ハイテク制御方式と外乱抑圧実験
 1 ハイゲイン方式(負荷無応答方式)
 2 外乱オブザーバを用いたセルフチューニング方式
 3 加速度制御方式
 4 IPD制御方式
第6章 新しい制御技術を用いた実用化(ファジィ制御からH∞制御まで)
 1 ファジィ制御と学習制御
  1.1 ファジィ制御
  1.2 学習制御(繰返し制御、学習的制御、ニューラルネットワーク)
 2 最適制御とH∞制御



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