トリケップス文献調査用資料 CD-WS061

マグネットの設計・測定

刊行月:1987年6月、価格:43,890円(税込)
体裁:CDR、216頁
監 修
 山川和郎 日立金属株式会社 磁材事業部 技師長
執筆者
 大川 光吉
 猪俣浩一郎 株式会社東芝 総合研究所 金属セラミック材料研究所 主任研究員
 浜野正昭 株式会社エムジー 開発部 取締役部長
 堀江宏道 株式会社東芝 総合研究所 金属セラミック材料研究所 主任研究員
 遠藤政治 住友特殊金属株式会社 第5開発室 室長
 山本行雄 長野工業高専門学校 電気工学科 教授
 松本三智夫 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 開発研究所 技師長
 板津昌且 日本電気株式会社 受像管事業部 副技師長
 新谷盛雄 日本電気株式会社 電子装置事業部 技術部 課長
 脇若弘之 株式会社小野測器 商品技術部 リーダー

内容項目

第1章 マグネット設計の基礎
 1 フェライト磁石磁気回路
  1.1 磁石材料の磁気特性
  1.2 主要磁石の特性値
  1.3 減磁特性曲線の数式化
  1.4 実用フェライト磁石材料の磁気特性
  1.5 低温不可逆減磁
 2 永久磁石磁気回路の解析
  2.1 等価電気回路による解析
  2.2 表面磁荷分布による解析
第2章 マグネット材料
 1 従来のマグネット材料
  1.1 アルニコ磁石
  1.2 フェライト磁石
  1.3 希土類コバルト焼結磁石
  1.4 その他
 2 ネオジウム-鉄-ボロン系磁石
  2.1 焼結型Nd-Fe-B系磁石
  2.2 急冷型Nd-Fe-B磁石
第3章 プラスチックマグネットの設計
 1 プラスチックマグネットの概況
 2 プラスチック磁石の仕様設計
  2.1 要求特性と仕様設計
  2.2 製造方法と条件設定
  2.3 金型の設計仕様
 3 プラスチック磁石の応用設計
  3.1 プラスチック磁石の応用上の留意点
  3.2 プラスチック磁石の応用事例
  3.3 プラスチック磁石の将来展望
第4章 着磁、減磁調整曲線
 1 着磁
  1.1 着磁の原則
  1.2 着磁器設計の技術的ポイント
  1.3 電磁石着磁器
  1.4 空芯コイルによる着磁
 2 減磁調整
  2.1 マグネットの減磁
  2.2 着磁したマグネットの品質管理と減磁
  2.3 減磁調整技術とその実例
第5章 マグネットの測定と解析
 1 永久磁石の磁化曲線
 2 B-H曲線と4πI-H曲線
 3 永久磁石の自己減磁界
 4 磁気量の測定
 5 減磁曲線の測定
  5.1 室温での減磁曲線の測定
  5.2 減磁曲線の温度変化
 6 マグネットの解析
第6章 有限要素法によるマグネット解析手法
 1 有限要素解析の有用性と留意事項
 2 マグネットの有限要素解析
  2.1 基本式と要素の特性
  2.2 線形特性マグネットの有限要素解析
  2.3 非線形特性マグネットの有限要素解析
  2.4 マグネットの非線形特性の表現法
 3 マグネット解析への有限要素解析の適用
  3.1 プランジャ形永電磁石
  3.2 マグネットの着磁過程
  3.3 永久磁石形リニアパルスモータ
  3.4 マグネット設計のための有限要素法
 4 マグネットに作用するトルク・推力の計算法
  4.1 平行磁極間の吸引力
  4.2 マクスウェル応力の取り扱い
  4.3 モータのトルク
  4.4 電磁石の吸引力
  4.5 円筒状リニアモータの推力
第7章 応用設計
 第1節 モータにおける応用設計
  1 DCモータ
   1.1 特性解析
   1.2 設計
  2 ブラシレスDCモータ
   2.1 特性解析
   2.2 設計
  3 数値計算例
 第2節 プリンタにおける応用設計
  1 プリンタの印字ヘッド
  2 印字ヘッドの条件
   2.1 印字品質
   2.2 印字速度
  3 磁気回路の設計
   3.1 吸引力の計算
   3.2 駆動電流
  4 おわりに
 第3節 CRTにおける応用設計
  1 カラーCRTの構造と種類
  2 CPMへの応用設計
  3 3色ラスタサイズ調整のための磁界制御素子への応用設計
 第4節 通信装置用マイクロ波管における応用設計
  1 概説
  2 マイクロ波管におけるマグネット使用例
   2.1 進行波管に使用されるマグネット
   2.2 直進形クライストロンに使用されるマグネット
   2.3 M形管に使用されるマグネット
   2.4 マイクロ波管に使用されるその他のマグネット
  3 マイクロ波管におけるマグネット使用上の注意事項
  4 今後の技術動向
 第5節 センサにおける応用設計
  1 はじめに
  2 磁電変換素子
   2.1 ホール素子
   2.2 磁気抵抗素子
  3 磁気エンコーダ
   3.1 原理構成
   3.2 高分解能化
  4 歯車回転センサ
   4.1 電磁誘導式回転センサ
   4.2 磁気抵抗素子による回転センサ



  購入要領