トリケップス文献調査用資料 CD-WS025
光学部品の加工・測定技術
刊行月:1986年3月、価格:32,010円(税込)
体裁:CDR、186頁
監修
谷田貝豊彦 筑波大学
執筆者
鈴木正根 富士写真光機
野島高治 オハラ
塩谷珪助 タムロン
石灰勲夫 HOYA
角田光雄 日立化成工業
池田英生 ニコン
美馬精一 四国工業技術試験所
小池正夫 理研製鋼
片野英夫 日本製鋼所
嘉悦 勲 日本原子力研究所
谷田貝豊彦 筑波大学
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第1章 光学部品(レンズ、プリズム、ミラー)の加工・測定の基礎
1 はじめに
2 加工に対する考え方
3 測定に対する考え方
3.1 材料・表面欠陥への応用
3.2 レンズ・球面鏡への応用
3.3 プリズム・平面鏡・ウインドへの応用
4 むすび
第2章 光学ガラス材料の種類と適材基準
1 光学ガラス材料の種類
1.1 クラウン及びフリントガラス
1.2 記号と名称
2 光学ガラス材料の適材基準
2.1 光学的適材基準
2.2 耐化学性の適材基準
2.3 熱的適材基準
2.4 機械的性質の適材基準
2.5 品質、形状に関する適材基準
第3章 光学ガラスの加工法 研削・研磨
1 光学ガラスの加工性
1.1 高精度加工
2 レンズ・プリズム生産工程
3 レンズ球面研削
3.1 カーブゼネレータ加工
3.2 球面加工の取りしろ-各工程の取りしろと表面あらさ
4 球面研磨
4.1 スムージング
4.2 ポリッシング
4.3 最近の研磨方式の動向
5 プリズムの研削・研磨
5.1 プリズム研削
5.2 ラップ盤研磨方式
5.3 プリズム研磨
第4章 光学ガラスの成形と評価
1 はじめに
2 光学部品材質の検討
2.1 プラスチックレンズ
2.2 ガラスレンズ
3 ガラスプレスレンズ
3.1 プレス成形
3.2 測定方法
3.3 結果と考察
4 まとめ
第5章 光学ガラスの洗浄法
1 表面構造
2 汚れについて
3 洗浄評価技術
4 洗浄メカニズム
4.1 フィルム状有機質汚れ
4.2 フィルム状無機質汚れ
4.3 粒子状汚れ
4.4 機械力および再汚染防止の重要性
5 洗浄技術
第6章 光学ガラスのコーティング技術
1 序(応用の足跡)
1.1 反射防止膜
1.2 レーザ反射鏡
1.3 透明導電膜
2 光学薄膜の設計
2.1 光学定数
2.2 設計、製作時に考慮すべき薄膜の性質
2.3 膜屈折率と蒸着物質
3 光学薄膜の製作工程
3.1 基板の洗浄
3.2 膜形成装置
4 膜評価
第7章 光学プラスチック材料の種類と適材基準
1 概説
2 光学プラスチックの基本特性
2.1 プラスチックの基本特性
2.2 プラスチックの光学特性
3 光学プラスチック材料の現状
4 成形加工にかかわる課題
5 光学特性変動要因
5.1 透明性阻害要因
5.2 屈折率の安定性
6 光学プラスチック材料の開発動向
第8章 超精密CNC旋盤による非球面の鏡面加工
1 はじめに
2 超精密CNC旋盤(UPL-1)の特徴と用途
3 UPL-1の主な仕様
3.1 NC小形サーキュラテーブル
3.2 NC小形スライドテーブル
3.3 VTRドラム加工機
3.4 前加工機
4 UPL-1の性能
4.1 追従性
4.2 繰り返し位置決め精度
4.3 真円度
4.4 面粗度
4.5 真直度
4.6 形状精度
5 非球面加工システム
第9章 光学プラスチックの加工技術-精密射出成形技術-
1 プラスチックレンズの加工方法
2 射出成形法の原理
3 射出成形機の構造と動作
4 成形条件の設定
5 レンズ成形のための各種射出成形法
6 レンズ成形のための射出成形機形式
7 レンズ成形の実際
8 レンズの超精密成形へのアプローチ
9 レンズ成形事例
10 むすび
第10章 光学プラスチックのコーティング技術
1 熱硬化反応によるコーティング
1.1 コーティング用素材
1.2 コーティング方法
2 蒸着反応によるコーティング
2.1 コーティング用素材
2.2 コーティング法
3 コーティングの性質と評価法
4 用途開発と今後の展望
第11章 光学部品の検査・測定
1 部品検査の検査項目
2 曲率半径・球面度の測定
3 面形状の測定
3.1 幾何光学的測定法
3.2 干渉計測定法
3.3 縞解析の原理
3.4 高精度干渉システム
4 表面粗さ測定法
4.1 接触式の表面粗さ測定法
4.2 光学的表面粗さ測定法
4.3 光プローブ法による表面粗さ測定法
5 非球面の形状測定
5.1 非球面の干渉測定
5.2 触針子による非球面の測定
5.3 光学的プローブ法
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