トリケップス文献調査用資料 CD-WS009
高精度回転軸系の設計・評価
刊行月:1985年12月、価格:32,450円(税込)
体裁:CDR、192頁 監 修
長谷部義人 エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社
執筆者
金井良昭 三和ニードルベアリング株式会社 取締役金属技術部長
西江 宏 三菱金属株式会社 新潟製作所 含油軸受課 課長
山口章三郎 工学院大学 工学部 生産機械工学科 教授
長谷部義人 エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社 製品開発本部 製品技術部
精密機器軸受技術課
山縣輝輔 日本精工株式会社 軸受技術本部 大形軸受技術部
和田貞光 ケンウッド株式会社 生産本部 P2プロジェクト・回路設計担当
田中克敏 東芝機械株式会社 工作機械事業部 工作機械精密加工機部 次長
西村 允 航空宇宙技術研究所 宇宙研究グループ
巳波裕一 株式会社明石製作所 プロジェクト事業部 技術部
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第1章 小型精密シャフトの設計と評価
1 小型精密シャフトの種類
1.1 機能‐回転軸と固定軸スライド軸などがある
1.2 時性‐小型精密軸の精度的特性と動性的特性による分類
2 精密シャフトの加工
2.1 製造工程
2.2 研削
2.3 超仕上
2.4 ローラーフィニッシング
2.5 端面加工
2.6 バレル加工
3 精度と測定・評価
3.1 表面粗さ
3.2 真円度
3.3 円筒度
3.4 真直度
4 精密シャフト用材料の選択
4.1 材質
4.2 表面処理
4.3 物理的性質
5 ノンスリップキャプスタン軸
5.1 表面粗し方法と特長
5.2 三和ノンスリップキャプスタン軸(SSR)
6 非磁性高硬度耐食性シャフト
第2章 焼結含油軸受の応用と評価
1 焼結含油軸受の製法
2 焼結含油軸受の潤滑機構、含油軸受の内径面に存在する空孔の影響
3 ボールベアリングの摩擦特性
4 焼結含油軸受の潤滑特性および特徴
5 焼結含油軸受の材質
5.1 添加剤の目的
6 焼結含油軸受に使用される潤滑油
7 設計上の留意点
7.1 軸の「たわみ」
7.2 ランニングクリアランス
7.3 面圧〔P〕および〔PV〕値
7.4 シャフトについて
7.5 面取形について
7.6 製作公差について
第3章 プラスチック軸受の応用と評価
1 まえがき
2 プラスチックの潤滑性
2.1 プラスチックの摩擦理論
3 乾性軸受への応用
3.1 乾性すべり軸受への応用
3.2 乾性玉軸受への応用
4 湿性軸受への応用
第4章 ボールベアリングの応用と評価
1 概説
2 軸受に要求される性能
3 軸受に要求される性能
3.1 静的動的振れ精度
3.2 低騒音・低振動化
3.3 低トルク性・トルク安定性
3.4 ワウフラッタ
3.5 高速性
3.6 密封性
3.7 グリース寿命
3.8 クレッティング寿命
3.9 性能寿命
4 まとめ
第5章 転がり軸受の応用と評価
1 まえがき
2 工作機械主軸用軸受
2.1 主軸用軸受に要求される特性
2.2 主軸用軸受の選定と応用例
2.3 軸受に寿命
3 産業ロボット用軸受
3.1 ロボット用軸受に要求される特性
3.2 ロボット用軸受の選定と応用例
3.3 Nシリーズ薄肉軸受
第6章 動圧グループ軸受のDD機構の応用と評価
1 動圧グループ軸受の応用の動機
2 ターンテーブル直接駆動モータ軸モータ軸受としての要求内容
2.1 軸受の発生トルク
2.2 ラジアル荷重の選定
2.3 スラスト荷重の選定
2.4 ホワール
3 プレーヤ用動圧グループ軸受
4 レコードプレーヤに動圧グループ軸受を使用して得た結果
5 レコードプレーヤ以外の音響機器への応用
第7章 精密工作機械における主軸構造と空気軸受の応用
1 精密工作機械の主軸構造と特長
2 精密工作機械の軸受
3 回転形容空気軸受
3.1 空気軸受の概要
3.2 空気軸受の応用例
3.3 空気軸受の特長
3.4 空気軸受の精度評価
3.5 空気軸受の剛性
3.6 空気軸受の使用上の注意
4 空気軸受を用いた鏡面加工と評価
5 おわりに
第8章 固体潤滑剤のころがり軸受への応用
1 はじめに
2 ころがり軸受に用いられる固体潤滑剤
3 ころがり軸受への適用法
3.1 固体潤滑膜による潤滑
3.2 自己潤滑性複合材による潤滑
3.3 固体潤滑剤を気流にのせて吹きこむ法
4 実用法および実用限界
5 おわりに
第9章 回転系の測定
1 はじめに
2 回転系測定の基礎
2.1 測定系の構成
2.2 測定の単位
3 回転系の測定とセンサ
3.1 慣性モーメントの測定
3.2 不つりあいの測定
3.3 回転数・角速度の測定とセンサ
3.4 動力の測定
3.5 振動の測定
4 回転系の診断と測定
4.1 回転系のトラブル
4.2 トラブルの解析と診断
5 おわりに
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