トリケップス文献調査用資料 CD-TR031
非球面光学系技術
刊行月:1997年11月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、193頁
監修:
中川治平 中川Lens Design研究所
執筆者:
中川治平 中川Lens Design研究所 所長
橋本 洋 神奈川工科大学 機械工学科 教授
松田俊介 松下電器産業株式会社 映像音響研究センター スパーバイザーグループ 主幹技師
石灰勲夫 HOYA株式会社 光学事業部 MO部 副部長
小野 明 株式会社東芝 生産技術研究所 主任研究員
田中常文 キヤノン株式会社 レンズ第1開発部 レンズ11設計室
中嶋康夫 松下電器産業株式会社 開発研究所 デバイス第1開発室 主幹技師
清原元輔 株式会社清原光学 代表取締役
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第1章 非球面光学系設計の基礎
1 非球面の収差補正の可能性と限界
2 非球面の光線追跡
2.1 非球面形状の表示
2.2 非球面の光線追跡
3 非球面光学系の設計
3.1 光路長
3.2 数値積分による形状決定
4 球面光学系への非球面の導入
4.1 非球面の設定と球面光学系の収差
4.2 非球面素子の付加
5 特殊な非球面
5.1 フレネルレンズ
5.2 トーリック面
5.3 奇数次項を有する非球面
6 非球面の3次収差係数の導出
第2章 非球面レンズの加工技術
第1節 光学用非球面加工のポイント
1 要求される精度と表面特性
2 従来の光学用非球面の製作法と測定法の概要
2.1 光学用非球面の製作法
2.2 光学用非球面の測定法
3 近年の光学用非球面の製作法と測定法
3.1 製作法
3.2 学会、国家施策の動向
第2節 プラスチック非球面レンズの加工技術
1 プラスチックレンズ加工課題
1.1 温度特性:屈折率と線膨張係数
1.2 複屈折性
1.3 耐湿性
1.4 光学物性範囲
2 レンズの形状と精度
2.1 形状の特長
2.2 精度
3 成形品収縮の考え方
3.1 不均一収縮
3.2 PVTカーブ
4 成形手段
5 金型の留意点
6 成形法
6.1 金型温調
6.2 成形機
第3節 ガラスモールド非球面レンズの加工技術
1 ガラス成形法の基本技術
1.1 ガラスモールドの基本
1.2 プリフォーム技術
1.3 金型加工技術
2 ガラスモールド用材料
3 非球面形状測定と評価
4 モールドレンズ応用事例
4.1 レーザディスク用レンズ
4.2 光磁気ディスク用(色収差補正)レンズ
4.3 光ディスク用レンズの環境特性
4.4 カメラ、ビデオ用レンズ
第3章 非球面レンズの測定・評価技術
1 はじめに
2 各種測定方法の比較検討
2.1 各種測定方法の紹介および分類
2.2 諸測定方法の比較検討
3 測定における留意点
3.1 非球面形状表記方法
3.2 測定データ評価における留意点
4 コンピュータホログラム法
4.1 測定原理
4.2 測定誤差解析および精度向上化
5 位相検出法
5.1 測定原理および測定結果例
5.2 測定誤差要因分析
6 擬似移動格子モアレ法
7 おわりに
第4章 応用事例
第1節 カメラと交換レンズ
1 カメラへの応用
1.1 AF
1.2 測光
1.3 ファインダ
2 撮影レンズへの応用
2.1 大口径化
2.2 ディストーションの除去
2.3 コンパクト化
2.4 コンパクトズーム
3 設計上の留意点
4 量産時の評価
4.1 コントラスト測定
4.2 波面収差測定
4.3 ヌル法
5 今後の展望
第2節 プロジェクションテレビ
1 プロジェクションテレビの光学系
2 投写レンズ
2.1 非球面プラスチックレンズの特長
2.2 非球面投写レンズの設計事例
3 特殊立体絞りによる収差補正
3.1 特殊立体絞りの原理
3.2 適用事例と考察
4 最近の技術動向
4.1 干渉フィルタ付きCRT
4.2 液晶プロジェクションテレビ
第3節 レーザ用光学系
1 レーザ光学の基礎
1.1 レーザ光の基本的特質
1.2 レーザ光の種類
2 レーザ光技術における非球面の利用
2.1 非球面コリメート光学系
2.2 レーザ走査光学系における非球面
2.3 光情報処理
2.4 レーザ計測
2.5 レーザ加工技術
2.6 レーザ核融合
3 レーザ安全基準
3.1 レーザ装置のクラス分類
3.2 安全基準
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