トリケップス文献調査用資料 CD-TR025
電磁界解析のための有限要素法
刊行月:1997年10月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、256頁
監修:
山本行雄 長野工業高等専門学校
執筆者:
山本行雄 長野工業高等専門学校 電気工学科 教授
長谷部信也 東京農工大学 工学部 電気工学科
遠藤有馨 高エネルギー物理学研究所 トリスタン計画推進部 教授
石原好之 同志社大学 工学部 電気工学科
奥田宏史 新明和工業株式会社 開発センター 技師長
大石哲男 神鋼電機株式会社 伊勢事業所 研究部
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【基礎編】
第1章 電磁界問題の解法と有限要素法
第2章 有限要素法のための数学的基本知識
1 ベクトル解析
2 マトリクス
3 三角形
4 ポアソンの方程式
第3章 有限要素法の原理
1 変分法
2 重みつき残差法
第4章 電磁界問題
1 磁界に関する有限要素法
2 電界に関する有限要素法
第5章 コンピュータで解くための数値比
1 三角形要素
2 要素マトリクス
3 全体マトリクス
4 各種要素
第6章 境界条件
1 自然境界条件
2 固定境界条件
3 周期境界条件
第7章 磁気回路問題
1 非線形問題
2 永久磁石を含む問題
3 永久磁石を含む非線形問題
4 うず電流を含む問題
第8章 三次元問題
1 三次元問題の特徴
2 支配方程式と境界条件
2.1 ポテンシャル変換する方法
2.2 ポテンシャル変換しない方法
2.3 解析領域の境界での境界条件
2.4 領域内での物理的境界条件
3 リッツ法による定式化
3.1 ゲージによる汎関数への付加項について
4 ガレルキン法による定式化
4.1 ガレルキン法の出発点
4.2 磁界系での定式化
4.3 媒体が異なる場合の定式化
5 二次元問題との比較
6 要素マトリクスについて
6.1 直角座標系での定式化の成分
6.2 体積座標系による要素内でのベクトルポテンシャル表示
6.3 要素でのマトリックス表示
6.4 体積積分の演算について
7 ダイアデック演算について
【プログラム編】
第9章 有限要素法とコンピュータプログラム
1 計算手順の概要
2 極めて簡単なプログラム例
2.1 FORTRANによるプログラム
2.2 BASICによるプログラム
2.3 有限要素法を理解するための例題
第10章 FORTRANプログラム
1 電磁界解析プログラム
1.1 自動分割
1.2 マトリックス組立て
1.3 連立方程式の解法
1.4 磁束密度、電場の計算
1.5 等ポテンシャル線図、等磁束密度線図
2 軸対称問題プログラム
3 プログラム例
第11章 BASICプログラム
1 パソコンでどの程度の計算ができるか
2 電磁界解析プログラム
2.1 簡易自動分割
2.2 マトリクスの組立
2.3 連立方程式の解法
2.4 磁束密度計算
2.5 グラフィックプログラム
3 永久磁石を含む場合のプログラム
4 非線形問題プログラム
5 外部記憶装置の活用
【応用編】
第12章 変圧器の磁界解析
1 境界条件及び磁化特性の取り扱い
2 鉄心内の磁束分布の解析
3 漏れ磁束分布の解析
4 励磁突入電流の解析
5 変圧器鉄心の鉄損推定への応用
5.1 鉄損算定法
5.2 鉄心接合法と鉄損特性
第13章 発電機の磁気回路
1 二次元磁界による同期発電機の磁気回路解析
2 発電機端部の磁界解析
3 超電導発電機の磁気回路
第14章 誘導電動機の解析
1 かご形誘導電動機
2 巻線形誘導電動機
第15章 リニアモータ
1 リニア誘導モータ
2 リニアパルスモータ
3 リニアパルスモータの歯部解析
第16章 永久磁石機器
第17章 電磁ポンプへの適用例
1 透磁率の異方性を考慮した支配方程式とリッツ法による定式化
2 軸対称のモデル化とJs分布について
3 ベクトルポテンシャルAの成分数
4 境界条件について
5 解析結果
第18章 パソコンによる応用編
1 U形カットコアの磁束分析
2 円柱状磁心の磁界
3 ソレノイドコイルの磁界
4 永久磁石の磁界
5 リニアパルスモータの磁界解析
第19章 有限要素法による電磁界解析文献
1 変圧器の非線形問題
2 変圧器の漏れ磁界解析
3 永久磁石を含む磁界の解析
4 ジュール損解析
5 回転機への応用
6 回転機のインピーダンス計算
7 三次元解析の要素分割
8 無限領域を考慮した解析
9 電圧が与えられた場合の有限要素法
10 うず電流を含む非線形過渡磁界解析
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