トリケップス文献調査用資料 CD-EX021

液晶パネル製造プロセス技術

刊行月:1991年8月、価格:63,800円(税込)
体裁:CDR、270頁
監修:
 太田勲夫 松下電器産業株式会社
執筆者:
 太田勲夫 松下電器産業株式会社 映像音響研究センター ディスプレイ研究所 開発推進室
      主幹技師
 山添博司 松下電器産業株式会社 映像音響研究センター ディスプレイ研究 室長
 生明京一郎 大日本インキ化学工業株式会社 顧問
 松村 晃 日本ペイント株式会社 NB事業部 開発グループ 課長
 平方純一 株式会社日立製作所 日立研究所 第9部 第91研究室
 高田順司 日電アネルバ株式会社 技術本部 第3薄膜技術部 技術課 課長
 三樹応晴 MRSアジア・インク 東京支店 支店長
 森 英敏 株式会社ニコン 精機事業部 精機第3設計部 マネージャー
 吉田幸造 大日本スクリーン製造株式会社 化工機工場 技術1課 課長
 中村次雄 大日本スクリーン製造株式会社 化工機工場 技術1課 係長
 橋村康広 日本写真印刷株式会社 機能システム製品事業本部 AT事業部 システム課 課長
 高橋良明 株式会社フジオカ製作所 LCD製造設備プロジェクト
 齋内和夫 積水化学工業株式会社 ケミカルスペシャリティ事業部 ファインケミカル企画部
      部長 / 積水ファインケミカル株式会社 常務取締役
 片桐清男 信越エンジニアリング株式会社 システム機器事業部 システム機器部 部長
 佐藤 純 イノテック株式会社 半導体第1部 課長補
 来田文夫 ナノメトリクス・ジャパン株式会社 技術部 次長
 匂坂哲次 NTN株式会社 メカトロニクス研究所 研究課 主査
 田端秀敏 株式会社オーク製作所 光学機器部 技術課 係長

内容項目

第1章 液晶パネル製造プロセス概論
 1 はじめに
 2 液晶パネル製造プロセスの概要
 3 製造環境について
 4 ガラス基板プロセス
  4.1 ガラス基板
  4.2 透明電極プロセス
  4.3 アクティブマトリクス液晶ディスプレイ基板プロセス
  4.4 カラーフィルタプロセス
 5 パネル組立プロセス
  5.1 オーバコートプロセス
  5.2 配向プロセス
  5.3 貼合わせプロセス
  5.4 液晶注入プロセス
  5.5 偏光板貼り付プロセス
  5.6 モジュール化プロセス
 6 液晶パネルの信頼性
第2章 カラーフィルタ作成技術
 第1節 液晶パネル用高精度カラーフィルタの開発
  1 はじめに
  2 直接法
   2.1 感光性樹脂(高分子)による方法
   2.2 電子写真感材による方法
   2.3 銀塩感材および化学発色法
  3 転写法
   3.1 1回使用マスタパターン転写法
   3.2 繰り返し使用できるマスタを使う法
  4 おわりに
 第2節 電着転写法によるカラーフィルタの作成技術
  1 はじめに
  2 各種カラーフィルタの製造方法およびその課題
  3 電着転写法によるカラーフィルタの製造方法
   3.1 レジスト現像工程
   3.2 電着塗布工程
   3.3 転写工程
   3.4 生成したカラーフィルタの特徴
  4 電着転写プロセスの特徴
  5 おわりに
第3章 液晶パネルにおける位相差フィルム作成技術
 1 概説
 2 位相差フィルムによるSTNの白黒化
  2.1 白黒化原理
  2.2 解析法
  2.3 光学特性
  2.4 積層法の最適化
 3 位相差フィルムによるLCDの視角特性改善
  3.1 視角補正原理
  3.2 LCDの視角特性
  3.3 厚さ方向屈折率の最適化
第4章 液晶パネルにおけるパターニング技術
 第1節 液晶パネルにおける薄膜製造技術
  1 概説
  2 縦型両面インライン成膜装置
  3 インラインP-CVD装置
   3.1 P-CVD装置の構造と概要
   3.2 P-CVD装置の実際
  4 インラインスパッタ装置
   4.1 スパッタ装置の概要
   4.2 スパッタ装置の実際
   4.3 ITO成膜の特性
  5 今後の課題
 第2節 液晶パネルにおける露光技術(1)
  1 露光装置の決定
   1.1 プロキシミティ露光機
   1.2 ミラープロジェクションステッパ
   1.3 プロジェクションレンズステッパ
  2 スループットへの配慮
  3 つなぎ合わせ
  4 パネルスケーリングと重ね合わせ
  5 機械の高インテリジェント機構
  6 まとめ
 第3節 液晶パネルにおける露光技術(2)
  1 はじめに
  2 ステッパの基本構成
   2.1 超高圧水銀灯、楕円鏡、波長フィルタ
   2.2 フライアイ
   2.3 レチクルブラインド
   2.4 レチクル、レチクルチェンジャ
   2.5 レチクルアライメント機構
   2.6 投影レンズ
   2.7 プレートアライメント機構
   2.8 AF機構
   2.9 ステージ
  3 主な特長と性能向上
   3.1 画面合成の考え方
   3.2 高スループット化
   3.3 高精度化
  4 今後の展開
   4.1 画面の高精細化
   4.2 画面の大型化
   4.3 まとめ
 第4節 液晶パネルにおける洗浄技術
  1 概説
  2 洗浄工程
   2.1 洗浄装置に投入する基板の表面状態
   2.2 洗浄度評価法
  3 洗浄装置
   3.1 ブラシスクラブ洗浄
   3.2 超音波洗浄
   3.3 乾燥処理
  4 洗浄装置の高清浄化と省スペース化
   4.1 性能向上
   4.2 洗浄装置の高清浄化(クリーン化)
   4.3 省スペース化
  5 洗浄プロセッサ
  6 おわりに
第5章 液晶パネルにおける組立技術
 第1節 配向膜形成技術
  1 まえがき
  2 配向膜塗布に求められるもの
  3 成膜工程
   3.1 基板洗浄
   3.2 配向膜印刷
   3.3 乾燥、硬化
  4 今後の課題
 第2節 ラビング技術
  1 ラビング技術の概要
  2 配向制御
  3 塵埃・汚染対策
  4 静電気対策
   4.1 装置側での対策
   4.2 プロセス・製品側での対策
  5 実機の構造について
   5.1 視角調整と精度の確保
   5.2 バフローラーとラビング精度
   5.3 基板搬送機構と装置全体の塵埃対策
 第3節 スペーサ分散技術
  1 はじめに
  2 スペーサとスペーサの役割
   2.1 シール部スペーサ
   2.2 セル内スペーサ
  3 スペーサのセル内分散とセルギャップ
  4 セル内スペーサの分散
   4.1 スペーサの均一な分散配置
   4.2 公開特許公報より見たスペーサ分散技術の推移
  5 おわりに
 第4節 セル組立技術(基板重ね合わせ装置)
  1 はじめに
  2 基本構成
   2.1 上基板供給機、下基板供給機
   2.2 プリアライメント部
   2.3 表裏反転部(上基板用)
   2.4 UV塗布部
   2.5 重ね合わせ部(UV照射部)
   2.6 収納部
  3 主なる仕様
   3.1 ワーク形状
   3.2 合わせ精度、合わせマーク
   3.3 加圧力
   3.4 スループット
   3.5 クリーン対策
第6章 液晶パネルにおける検査・修正技術
 第1節 液晶パネルにおけるプローブ技術
  1 はじめに
  2 プロービングの現状
   2.1 タングステン製プローブ針
   2.2 新タイプのプローブ針
   2.3 ラバーコネクタ
  3 LCDのオープン/ショート検査
   3.1 LCDの導通検査
   3.2 その他のプローバ
  4 LCDパネルの目視感応検査
   4.1 概要
   4.2 簡易型目視検査機
  5 おわりに
 第2節 液晶パネルにおけるセルギャップ測定技術
  1 まえがき
  2 膜厚測定装置の要説
   2.1 測定原理
   2.2 装置の仕様
  3 セルギャップ測定方式
   3.1 空気ギャップ測定
   3.2 液晶注入セルのギャップ測定
   3.3 カラー液晶パネルのギャップ測定
  4 あとがき
 第3節 液晶パネルにおけるリペア技術
  1 まえがき
  2 装置の概要
   2.1 レーザおよび光学系
   2.2 ステージ系
   2.3 制御系
  3 今後の展開
第7章 液晶パネルにおける評価技術
 1 はじめに
 2 セル厚測定
  2.1 薄い空セル
  2.2 ITO膜付き空セル
  2.3 液晶セル
  2.4 複屈折位相差を用いる方法
 3 膜厚測定
  3.1 ガラス基板上のITO膜
  3.2 ガラス基板上のITO膜上の配向膜
 4 複屈折位相差
  4.1 位相差フィルム
  4.2 ねじれのない液晶セル
  4.3 STN液晶セル
  4.4 屈折率楕円体
 5 色度測定
  5.1 L*a*b*色差式
  5.2 L*u*v*色差式
  5.3 カラーフィルタの色度測定
 6 電気光学特性
  6.1 しきい値特性
  6.2 応答特性
 7 プレティルト角測定
 8 配向膜のラビングモニタ



  購入要領